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ハローキティ 電子ピアノ
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利上げのインパクト



まぐまぐより

○母の友人が赤ちゃんを連
れて遊びにきたので、相手を
してあげることに。

普段赤ちゃんを相手にする機
会の少ない私は、どのように
遊んであげるのかわからず、床
に転がっていた愛犬のボール
を投げてみました。

赤ちゃんはとりに行きません
でした………。


アメリカFRBのグリーンスパン議長が利上げを示唆してからというも
の、日本を含む世界のマーケットが大混乱に陥りました。

その影響としては、まず株が下がりました。金利が上がると企業の借
入金の返済額が上がり、その結果企業の利益が減り、その結果経済
全体も停滞することになりそうだ、という懸念が出たからです。日本で
も、たった数日で日経平均1000円幅の下落がありました。まさに投資
家殺し。

その他の相場では、ドルが上がり、商品相場は下落しました。金利
が上がればドルでもっているだけで今までより収入が増えるので、ド
ルの魅力が増したというわけです。また、これまで低金利のドルでお
金を借りて円とかユーロとかその他商品相場に投資していた人たち
が、金利が上がるということでいっせいにそれらの市場から資金を引
き揚げてしまったのです。

僕が投資を始めて以来、金利はずっと下がりっぱなしでした。日本は
ゼロ金利の床にへばりつき、ドルで持っているお金の金利収入も元本
は大幅に増えているにもかかわらず減っていく一方でした。金利が下
がったら株は上がるのが一応の理論ですが、景気が悪すぎて株は
上がらない時期が長かった。そんなわけで、僕は金利に対してはその
動向に敏感にはなれませんでした。

金利が下がってもマーケットへのインパクトは限定的だったのに、今
回は金利が上がることでマーケットに大混乱をもたらしました。その
影響は、僕の想像をはるかに超えていました。そこで、今回の経験を
もとに金利が上がる場合のマーケットへの影響を覚えておこうと思い
ました。

この経験は痛みを伴いましたが、絶対に後に役立ちます。なぜなら、
わが国はいまだゼロ金利状態が続いており、反面景気が上向いてい
るということで、もしかすると来年か再来年には金利が上がるのでは
ないかと考えられるからです。

「金利が上がれば株が下がる」。このことはバカの一つ覚えで実践し
ていいかもしれません。過去を振り返れば、湾岸戦争の90年に日銀
が金利を上げて日本経済の息の根を止めました。2000年には、バブ
ル崩壊から立ち直りかけた日本経済をゼロ金利解除が押しつぶして
しまいました。長期的にはともかく、少なくとも短期的にはいつか来る
金利上昇のインパクトはものすごいものになることは必定です。

もし金利上昇がにおってきたら、株を売りましょう。円を買いましょう。
日経平均先物を売りましょう。プットを買いましょう。コールを売りましょ
う。

おそらく、勝負は数日間。タイミングよく仕掛ければまず大きく勝てるで
しょうけれど、問題は、金利上昇は忘れたころにしかやってこない、と
いうことでしょうか(笑い)。




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