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■晴耕雨読 | ||
そこそこの期間だが投資をライフワークとしてきて、しみじみ思うこと がある。それは、儲かるときはばかのように儲かるが、儲からないと きはどんなにあがいても儲からないということだ。 僕は欲の深い人間であるから、常に儲けたいと思う。僕は、お金が増 えていないと気がすまないタイプの人間である。楽をしてお金を増や すためならどんな苦労もいとわない人間である。 しかし、マーケットで常にお金を稼ぐのは、少なくとも僕にとっては無 理なことである。マーケットは僕の計り知れない原理で動いており、 のめりこめばのめりこむほど惜しみなく僕は奪われていくことになる。 マーケットは獰猛に巨大であり、僕は自分の存在の限界を痛感する。 計り知れない世界だが、われわれは結局そこで生きていかなければ ならない。与えられた世界において、われわれは処世のやり方を身に つけなければならない。ここで投資はライフスタイルに通じてくる。 僕の場合、自分の弱点は常に儲けたいという欲望である。この欲望 があるために、僕は儲からなさそうなときにマーケットに手を出して痛 い目にあう。逆にいえば、チャンスのときだけ売買するようにすれば、 僕がこのマーケットで生き残る確率は高くなるはずである。 チャンスのときだけ売買し、チャンスでないときはじっとしている。チャ ンスのときには目いっぱい大きく取りにいき、チャンスでないときには ひたすらチャンスが到来するのを待つ。 この晴耕雨読のメリハリが、僕の資産運用の現時点での到達点なの である。 |
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