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新株還流





「株式分割の新株が還流することは、株価の上昇要因になる」と
いわれます。

今まであまり深く考えていなかったのですが、よく考えると株式
分割が市場の需給に影響する力は大きそうです。

たとえば、個人投資家Aさんが100万円相当の株式を持っていて、
これで信用取引をしているとします。100万円とは株式の時価で
はなく、信用取引における担保価値だと考えてください。

信用取引においては自己資金の3倍のお金を運用できますので、
Aさんは300万円分の資金を運用できることになります。

ここに、Aさんが株を持っている会社が1対10の株式分割をしたと
します。

このとき、Aさんの株は10個に分割されて1個が古株、9個が新株
になります。新株の9個は、約2ヶ月後に還流されることになります。

新株還流まで、Aさんが持っている株は古株のみですので、Aさ
んの株式の担保価値は10万円分しかありません。したがって、A
さんは信用取引で30万円分の資金の運用しかできないことにな
ります。

これまで300万円分の株が買えていた人が、30万円分の株しか
買えなくなったのですから、これは市場全体で考えるとけっこうな
インパクトがあるはずです。

株式分割だけで考えると、分割は決算期に行うことが多いので、
3月末と9月末に集中することになります。したがって、3月末から
5月末まで、9月末から11月末までのおのおの2ヶ月間は、個人
投資家のフトコロがさびしくなって相場の下落要因になります。

そして5月末、11月末からの新株還流の時期になると、個人投
資家の担保価値が戻ってきて相場の上昇要因になるというわけ
です。

特に最近の株式分割は10分割が当たり前の世界ですから、株
式分割が相場の需給に与える影響は無視できないといえそう
です。



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