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■わざと損する |
まぐまぐより パソコンで何か文章を作っ ていた社長が、 社長「あれ?おっかしいな 〜いっつもこの漢字、出な いんだよなぁ」 私 「何んて字ですか?」 社長「【病院】だよ」 ええ?そんなバカな!と思 って画面を覗いて見ると、 社長は【びょいん】と打って いた。 今までは【やまい・いん】で しのいできたらしい。 |
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<損と向き合う> 誰しも株で損をするのは嫌である。しかし、損をしない株式投資家など いるわけがない。そこで、われわれは損と向き合うことが重要である。 その第一の方法は、損切りをすることである。損は早めに処理して資 金を再結集し、再度のチャンスに備える。短期投資家向けの戦略であ る。 第二に、損を無視することである。損をしても気にしない、配当をもら いながら、値上がりするのをのんびりと待つ。長期投資家向けの戦略 であり、これも一つの手であることは間違いない。 そして第三に、第一と第二に関連することであるが、わざと損するとい う方法がある。この戦略は、これまで個人投資家には有効活用しづら い手法であった。しかし、今回の証券税制の改正によってやりやすく なった。 投資は知的ゲームである。制度はうまく利用したい。 <損益通算> 改正のポイントは、損益通算が1年から3年になったことである。 たとえば、ある年に100万円損をし、次の年に100万円利益を得た場 合、その人にとって見れば損も得もなく、プラスマイナスゼロである。し かし、これまでの税制上は、その人は得をしたとみなされ、100万円の 利益に関して税金を払わなければならなかった。 もちろん、ある年の中で100万円の損と100万円の利益が生じた場 合には、この人の損益はゼロである。これが損益通算が1年というこ とである。 損益通算が1年から3年に伸びたということは、「損の貯金」ができる ということである。「今年100万円利益が出たけど、去年100万円損し ているから、損益通算してプラスマイナスゼロになる。だから今年も税 金を払わなくていい」ということが可能になったということである。 損益通算をしなければ、現行税制上株式売買益にかかる税率は 10%であるから、この人は10万円納税しなければならなかったので ある。 <損出し> この損益通算をさらにうまく利用するのが「損出し」という手法である。 今年株で利益が出たとする。このままでは納税額が多くなり大変だ、 という場合は、手持ちの株で評価損を抱えているものを売るのである。 これで利益が圧縮できて節税になる。 今年株で損が出た場合も、持ち株に評価損を抱えているものがあれ ば積極的に売っておく。これで損の貯金をして来年、再来年に備える のである。 持ち株を手放したくなくても売っておくのである。そして売りと同時に買 いを入れておく。これを「クロス取引」というのだが、持ち株を手放すこ となく損の貯金をする、機関投資家がよくやる手法である。今は手数 料が安く、一定額の取引における手数料が定額というところもあるの で、こういう取引もわれわれはやりやすくなっている。 ネックは損をした年から確定申告が必要なことであるが、確定申告は いい経験なので楽しんでやるのがいいと思う。 |
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