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ゴールドマン・サックス世界最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス
世界最強の投資銀行


著者:リサ・エンドリック / 斎藤聖美
出版社:早川書房
本体価格:2,200円


配当金を取り戻せ!



まぐまぐより

○「英語が得意」なのが自
慢のT常務は、ある日自分
宛に来た「I LOVE YOU」
というタイトルのメールを(恐
らく)喜び勇んで開けてしま
った。

勘の良い人は上のメールの
タイトルを見ただけでこの先
はおわかりだろうが、これは
ウイルスメールだったので、
会社中が大迷惑を被った。

本人の言い訳「僕 は英語が
得意だからつい癖で開けて
しまった」。

ちなみに後でウイルスの処理
をしたシステム部の人の話で
は「ちゃんとウイルスアラートも
出てたよ。英文 で」とのこと。

英語が得意ならウイルスアラー
トもきちんと読んでほしかった。

とほほ。





はみだし情報

金や原油など、商品の価
格全般の高騰を背景に商
品先物取引が注目を集め
ています。

ほんと、僕の知人で先物を
やっている人もウハウハら
しいです。うらやましい。

というわけで商品先物のオ
ンライントレードができる
会社を探したのですが、手
数料的にはアイメックス
お手ごろのようです。

片道367円は株と比べても
そん色ない安さですね。

口座を持っておくだけで
もいい会社かなと思いま
す。


<配当金にかかる税>

株を売買していると、当然配当金を得る機会がある。株式投資をし
始めた頃は、「配当金がもらえる!」とうきうきするものだが、たいが
い額が大きくない(数百円のときもある…)こともあり、最初の感動は
色あせ、もらいに行くのが面倒な代物となってしまう。

あまり知られていないのか常識となっているのかどうか知らないが、
株式の配当には税金がかかる。1万円の配当がある場合、現在
はその10%である1000円が税金となる
。その税金は、われわれ
の手元に配当金領収書が送られてくるときにはすでにしっかりと引
かれている。つまり、われわれは1万円の配当金があっても、とりあ
えずは9000円しか受け取ることはできない。

せこい話は嫌い、投資家たる者、天下国家以外に何を論ずる価値
があるか! という人もいるかもしれないが、今回のテーマもまたせ
こい話である(すんません)。だからそういう話が嫌いな方は読み飛
ばしていただきたい。

つまりは、先ほどの例でいえば、いつのまにか納税させられてしまっ
た1000円を取り戻そう、というのが今回のテーマである。マネー雑
誌等には意外と載っていないことなので、ここで書いておこうと考え
たわけである(余計なお世話?)。



          



<配当控除>

そもそも配当というのは、配当可能利益である税引後利益(当期利
益)から支払われるものである。会社は、下請けを泣かせ、従業員を
リストラし、役員に高い報酬を支払い、やっとの思いで上げた利益
(経常利益)から法人税、住民税、法人事業税を国に支払い、やっと
残った残りカス(当期利益)を”投資家=株主”に分配するのである。

前回書いたように、投資家はせこい人種なのである。従業員と役員
と国に分配された会社の利益の残り汁を必死になって吸う哀しい人
たちなのである。投資家にとって、配当金の1万円はやっとこさ
吸わせてもらえる甘い汁なのである


今年1万円の配当があっても、来年はどうなるか分からない。たか
が1000円、されど1000円である。それなのに、お国は、会社から
税金をふんだんに分捕っていながら、なおかつその残り汁の10%を
われわれ投資家から奪おうとするのである! そしてその税金は、
お役人のノーパンしゃぶしゃぶに使われたり、政治家の金の延べ棒
に変わってしまったりするのである! まあそれはいいとして、会社
から法人税を取った上に配当からも税金を取るのは二重課税
以外の何物でもない


もちろん、国もそのあたりの不合理には気づいているわけで、一応
の救済措置を設けている。ただ、その救済措置というのがフクザツで
面倒なため、多くの人の申告意欲を奪っているのが実情なのである。

簡単に書こう。配当金にかかっている10%の税は、「一応10%もら
っておきます」という趣旨のものである。だから、本当の税率は0%
であることもあれば、20%以上であることもある。だから、この本当の
税率が何%かによって、払った1000円のうちいくら戻ってくるかが
決まるのである。

課税所得金額が1000万円以下(つまり「庶民」と呼ばれる階層)の
場合、配当控除は10%。配当にかかる税率は、所得税率から配当
控除10%を引いた額となる。そして所得税率は、課税所得金額330
万円以下が10%、900万円以下が20%…となる。だから、配当に
かかる税率は、所得が330万円以下の場合は0%、900万円以下
が10%となる。

つまり、配当金にかかる税が返ってくるのは、所得が330万円
以下の人々
ということになる。私は去年所得がほぼゼロだったの
で還付の対象となり、2万円近くが戻ってきてうれしかった記憶が
ある。

仕事をしていれば、所得が330万円を超えているかもしれないし、
還付がなくても生活に困らないだろうし、そもそも確定申告に行くコス
トよりも仕事をするほうが割がいいかもしれない。だから、配当金を
取り戻すなどというのは、無職の人の哀しい知識なのかもしれない。

でも、こういう小さな知識の積み重ねこそが、いざというときになると
役立つものなのだ。


注意1) ここにはなるべく正確に書いたつもりですが、わが国の税制
は複雑怪奇のため、また私の知識不足のため、不正確な部分もあ
るかもしれません。つまり、本稿を読んだことで何らかの損害を受け
たと主張しても、私は責任を負いません。

注意2)現在の配当に対する税率は10%だが、それは平成15年の4
月から平成20年の3月末までに受け取った配当金についてのみで
あり、その後は20%の税率が適用される。




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