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駿河屋事件




まぐまぐより

朝ごはんの後、おじいちゃ
んがすごくムッとした顔で
座っていたので、どう した
んですか?と聞いたら、

「近頃の若いもんは、電話
がかかってきても物も言わ
ずにながめとる!どうなって
るんや」と、娘を見て言った。

…今さらな感 じなんです
が、「おじいちゃん、それは
メールと言うもので文字が
送られてく るんですよ」と説
明したら、「それじゃ電話の
意味がないだろう!」とさら
に怒った。


駿河屋の架空増資事件。

IPOが現代の「表の錬金術」だとすれば、仕手株の架空増資は
「裏の錬金術」であるといえそうです。

駿河屋は業績が低迷して株価が下落、時価総額も10億円を下回
り上場廃止の危機にありました。上場が廃止されれば駿河屋は
信用を失い、倒産は免れないところです。そこで駿河屋は増資を
検討します。

増資先は飯倉ホールディングスという投資会社です。駿河屋に飯
倉HDを紹介したのは新光証券とされます。駿河屋は一株122円、
940万株の第三者割当増資で11億4680万円を「調達」します。

飯倉HDは増資資金を調達するため、大阪のテレクラ経営者とさ
れる人物から約7億円の提供を受けました。飯倉HDはその7億
円を担保に、あおぞら銀行から12億円の融資を受け、これを増資
資金に充てました。

これで、あおぞら銀行→飯倉HD→駿河屋という増資資金の流れ
ができました。

しかし、わずか3日後、この11億4680万円は駿河屋の口座から霧
のように消えてしまいます。



まず、駿河屋は飯倉HDの無価値な中華料理店を5億円で買い取
ります。また、飯倉HDがテレクラ経営者から借りている借金の返
済を肩代わりして、約6億5000万円を支払いました。

これで、駿河屋に入ったお金は全額消えうせてしまいました。

テレクラ経営者は、駿河屋から6億5000万円、飯倉HDから5000
万円の返済を受け、無事お金を回収しました。

あおぞら銀行も、テレクラ経営者が提供した7億円と飯倉HDが駿
河屋から受け取った5億円による返済とで12億円の融資を回収
し、さらに飯倉HDから280万円の手数料を受け取りました。

飯倉HDには940万株の駿河屋株があります。この株は2年間の
継続保有が約束されていたのですが、100万株が増資直後に紛
失されたとされます。

この時期、駿河屋株は122円から90円に下落します。100万株が
市場で売られたとすると、平均単価を100円として1億円が「仕手
筋」に流れたと考えられます。仕手筋が利用した証券会社は、た
ぶんS証券でしょう。

この事件においては、すべての関係者がそれなりの「利益」を得
ていると考えられます。そしてなかでも一番「おいしい」のが、市
場から調達した1億円です。1億円がどこに流れたか、いろいろ想
像が膨らみます。

そして、その1億円は、何も知らない一般投資家をはめ込んで得
られたものなのです。ただ、しょせん仕手株ですから、手を出すの
も自業自得といえそうですが…。



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