●無理商いはケガのもと

『宗久三位伝』に以下のような記述がある。

商い進み急ぐべからず、売買共に思惑思い立つ時は、今日より外、商場なき
ように思うものなれども、是は功者なき故なり。
一、位置を考え、たしかなる処にて仕掛べきなり。
二、天井、底の方向を考えなく無理に仕掛くる故、手違いになるなり。

資金が手元にあるという場合、相場を張るのは実に簡単なことだ。目の前に
は材料はいくらでもある。しかし、この目の前の誘惑が命取りとなりがちなの
だ。

「よし、仕掛けよう」と考えたら、いったんは冷静になって上述の『宗久三位伝』
のくだりを思い返すようにしたい。

晴耕雨読


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